自称ミス餃子

昨晩。アルバイトがやや早めに終わったためにいい気になり、埼玉to群馬to栃木to群馬という、四時間に渡る謎の放浪。帰りしな、なんとなく口腔内の鼻腔入り口付近にいやな予感をかんじていたが、翌朝起きてみて残念なかんじでほんとにいっぱい。風邪。アルバイトに行くと必ずと言っていいくらいに風邪を貰ってくるようになってしまった。逆に皆はなぜ風邪を召さないの、と聞きたくなるほどに、風邪。もう本当に扁桃腺をあれしても良いのかもしれぬ。一年のあいだに二度あるいは三度以上扁桃腺炎であれするひとは、手術による切除を考えに入れても良いのだと聞く。この風邪も数日後には扁桃腺炎に発展している気がしてならぬ。おそろしい。
翌日。きょう。終日スタジオで撮影し、頭痛に悪寒にあとあれ、微熱。おいしい餃子がたべたい。我が家は家人のだれかが風邪をひくと食卓に餃子がでてくる家だった、おかしな話、別段それだけを理由に風邪が治るなどということはなかったはずだが、毎度毎度出てくる餃子。大蒜と生姜の効いたおいしい餃子がたべたい、あとラーメン。
「田村屋」を目指している途中、先月だったか、時間が遅すぎて閉店していた「ぽれぽれ」に明かりがついているのが目に入りそのままイン。大蒜、まったく摂取せず。だが針生姜のたくさんのったラーメンを食したり。おいしい餃子がたべたい。「おぐら屋」が好ましい。遠い「おぐら屋」。恋しい。
このウェブログの方向性について早くも後悔し始める。暗い。明るく生きていたいとはおもわないが、暗く生きたいわけでもない。できれば笑いながらしにたいし、あのひとほんと悩みもなさそうでばかで気楽ね、かなんか、しぬまで言われ続けていたい。皆そうだよね。私もだよ。
前のほーむぺえじをあれするのに、表紙に「ごめんね」と書置きをしてきたのだけれど、知人に言われた「ごめんね、がさよなら、に見えた」。私の「さよなら」はげに軽い。もともとの結びつきが軽いからだ。逆だろうか。さよならと容易に言うために、罪悪感なく逃げられるように、結び目を解けやすくしておくのかも。どうでもいいけど。
帰宅するまえに、ポカリスウェットと風邪薬を物色す。きょうから十日連休の、普段全く酒をのまない連れ合いが、籠に次々ジンジャーエールやクラブソーダを入れてゆき、ボンベイのむ気まんまん。そして減らないチーズケーキ。どなたか食べに来ませんか、どなたでもどうぞ、この散らかった自室へ。