覚え書き忘れ

二週間程前から、夢や、それ以外の事で色々と書き残しておきたかった事があったのだけれど、明日また明日と先延ばしにしているうちに、皆どこかへ飛んでいってしまったのでどうでもいい事だったのかも知れない。

誰かを好きになる時、彼がどのような内面を持った人に惹かれるか、その人をどのように思い愛でるかが想像でき、実際、その想像は外れることがなく、大体、私という人間は"その人"とは随分かけ離れた生物である。というような事を数日前に思いつき、というか、知ってはいたのだけれど、それをまざまざと突きつける事案が遂にあって、寒い部屋で独りひっそりしている。
ここへどのような事をメモしておくつもりでいたのか、思い出そうと頭を働かせようとしても、どうしても、その事が霧のように襲ってくるので二進も三進もいかぬ。