撮影機材を盛大にぶっ壊した

引越しのために荷物を整理しなければいけないのに思うように作業が進まない。ドア一枚で自室と隣室が繋がっていて、隣室が空き家なのをいいことに自分の荷物が沢山散らばっている、仮に空室を見学しに来た誰かが居れば簡単には片付かないほどに散らかっていて、ベランダからは知らない老婆が靴を履いたまま乳母車を押しながらその部屋を彷徨っている。大急ぎで床に脱ぎ捨ててある衣服や書類入れのような紙の箱を抱え自室に戻る。アパートの廊下に換気扇のフードが突き出ていて、連れ合いと掃除をしようとするのだが何かピンク色の大きな肉塊が乗っていてそれが何だか判らずに呆然とする。その後物件を見に行くが気色の悪い古い借家にあたってしまいすぐに帰宅。
閉店間際のスタジオへ行くとスタジオMngと同期のひとりが居て、作業していたので挨拶もせず奥へ行くと前日私が盛大に壊してしまった撮影機材が直されていてスタジオMngの字で「直りました」「大丈夫」とピンク色のポストイットに赤字でメモされていた。スタジオMngが私に気づき「どうした」「気がつかなかった、いつ来た」「それ直ったよ大丈夫」と言う。

不注意で機材を壊してしまいその日偶然居合わせた偉い人に厳重注意されたのが相当にショックだったらしく夢にまで見てしまった。勿論素人の手では直らぬし、修理に出すので暫く使うことはできない。