人間の屑


鬱屈する日々。つまらないことで申し訳ないのだけれど、というか、こんなことをここで採り上げてしまい申し訳ないのだけれど、僕なんて消えちゃえばいいんだ的な、そういう発言のあとに、誰か僕を叱って。とYさんが言って、いまそこにいる私が、なに言ってんのばか。と言えばよかったのだけれど(戯れの一環として、あくまで軽く、フランクに)、言えず。私などよりももっといいかんじの、愛らしく清楚で明るい惑いのない方が言ったほうがいいなとか、そういういいかんじの方がほかにも沢山いらっしゃるだろうなとか、卑屈なことをおもうと同時に、なんというか、その、消えちゃえ的発言の、言葉を言葉として捉えてしまう私には、言えぬ、とおもった。私はYさんがすきだし、それはもう失禁するほどに(例えです)愛しいし、彼がほんの少しだったにしろそうおもっていたのなら、彼のおもうようにしたらいいとおもってしまった。もしも、彼が構ってほしくてちょっとした冗談を言ってみただけなのだとしたら、私は随分ぽんこつであるとおもう。うふふ。だってこの鬱屈は全くもって何の意味ももたないもの。それで、おもいだしたのだけれど、実際彼は何度か居なくなりますと宣言してから居なくなっていて、勿論引き止めたことはないし(そのような立場にないということも大いにあるので)、否定も肯定もせず、またね、と言ってきた。愛って、なんですか。行かないでと泣くことが、愛なのかなあとおもうのだけれも、そういうことを、したことがないや。
アルバイト先にて、同期に久方ぶりに会う。またご飯でも、と言うので、同じくしばらく会っていなかった先輩くんに声をかけ、夜からちょっとばかり、出る。昼間、回転寿司の話をしてしまったために、行き先は回転寿司屋になり、だらだらと話をしながらの食事。いやあまったく、誠に変な時間だった。あまりひとと食事をするのがすきではない。当たり前のことなのだけれど、店内は明るいし、対面式に座らねばならぬのが、慣れない、というか、嫌。その上に、二人以上の回転寿司というのが、なんかおかしい、とおもった。なんか違う。だって、レーンに向かってあれするのが、二人まででしょう。よくわかんない。彼らはどうおもっているか知らないけれど、私はまだ、明るい店で向かい合って食事をする仲だとは、おもっていないみたいなの。その上回転寿司なんて。おなじ鍋をつつくのがなんかだめ、みたいな感覚。なんだこれ。
プリント倶楽部を久しくやってないやりたい、みたいな話を以前していて、帰りしなに寄ったゲームセンタアでそれが目に入り、なんとなく、やってく?みたいに言ってみようかとおもったのだけれど、散々頭の中で捏ね繰りあげた末、やっぱり「なんか違う」とおもい言わずにおく。なんか、違うんだよなあ。何が、ってのはないのだけれど。二人を送り届けたあと、ああまた一日が無事に終わりました、出かけたおかげで放浪欲もそれほどないし、真っ直ぐアパートへ帰ろうか。とおもう頭の片隅で、でもやっぱり、なんか違うんだよなあ。ちょっと寄り道しちゃおっかなあ。と、よくわかんない違和感が沸沸。あんまりおいしくないもので、お腹がいっぱいになっちゃったみたいなかんじ。。。わわわ。すごくひどいことなんだなあ、この感覚。うう。