はじレコについて


健康診断があるから、二十一時以降は何も食べぬようにと言われていて、だけどさ私さ、自室に辿り着いてさて漸く気持ちも落ち着いたから食事をしようかとおもうと二十一時だよね。結局二十二時に独りぼっちの夕食が終了。気にしない。零時をすぎて連れ合いが帰宅し、昼間に車をあれしたからちょっと流したい、というので久方ぶりの平日放浪。ユニコーンやBuck Tickなどが入った例のCDを購入してから、なんとなく古いのばかりあれしている。L'arc en ciel、Plastic Tree黒夢、など。ヴィジュアル系と呼ばれるあのあたりのやつ。
70年代80年代のやつがあれ、というのではなく、十年前のやつがあれ、のような、「当時聞いてたあれ」という意味の「古い」音楽がこんなにもいいのは、音楽そのものだけではなく、その当時のじぶんや環境を振り返り、いいなあ、とおもっているのではないかとおもう。勿論当時すきで聞いていたのだから、音楽そのものも良いのだとしても。そういえば昔、数字のつく掲示板で、カラオケで歌うアーティスト3つ挙げてみて、年齢を当てます。というスレッドが突発的に立って、1は見事次々と当てていったのだけれど、あれはなんなのだろう。もしかして、なのだけど、そのひとがハイティーンだった頃に流行った(よく聞いていた)アーティスト、が、カラオケで歌うアーティスト(である傾向にある)、だったのかとおもう。だとすれば、その頃に聞く音楽は、ひとにとって、なんなのだろう。
なんか、頭がまわらなくて、すべての文末に、なんなのだろう、をつけてしまいそうになる。伝わらぬ文で申し訳ないのだけれど、すこし書いていないと、すぐに書けなくなってだめね。
ドク先生が、あなたの初めて購入したCD(はじレコ:ちょっとあれな、話すにすんなり話せぬものでなくてはならない)はなにか。ということを書いてらっしゃって、私は、当時特別すきだったわけでもないのに、なぜか氷室京介。それ以降氷室京介BOOWYを買ったりしたわけではなかったし、まあいまそのアルバムを聞いても悪くはないかなあくらいで、なんなのかさっぱり。たぶん、おそらく、小学校高学年だったとおもいます。そのあとは、これまたなぜか、電気グルーヴを買ったりして、それからクラスメイトの影響でXを聞いたりして、迷走。家では母がベンチャーズ、父がビートルズイーグルスを聞いていて、中学の時だったか、あらためてビートルズをじぶんで買ってみて、つまらん。とおもったなあ。でも若手UK勢は当時からずっと、いまでもすきでチェックする、なんだかなあ。そしていまは、ノイズエレクトロでぐちゃぐちゃになりつつ、エモを聞きながら、オールドスクールで耳を休める日々。枚挙に暇がない。なんなの。